海産無脊椎動物の系統保存 ---
カタユウレイボヤを中心に
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はじめに
このページは、「蛋白質・核酸・酵素」(1999年6月号、vol.44
No.7
pp903-905)に掲載された記事”海産無脊椎動物の系統保存---カタユウレイボヤを中心に”を基に書かれています。出版されてからも系統保存に関する研究は少しずつ進展しており、記事の中でフォローしきれなかった系統についても随時取り上げていきたいと考えています(最近、更新が滞っていましたが、時間を見つけて徐々に更新するつもりです)。
現在、ゲノム・プロジェクト&cDNAプロジェクトの大規模プロジェクト、トランスジェニック・ラインの開発の成功など基盤整備研究体制が整備された影響を受けて、海産無脊椎動物の系統保存に対する要求が高まっています。実際、下田臨海実験所やUCSBでトランスジェニックラインの開発・保存が進んでおり、UCSBにおけるストック・センター構想もアナウンス(2006年7月)されました。
一方で、コストに見合うだけの成果が得られないという現実的な面(もしくは懸念)も無視できず(実際上述のストックセンターへのNIH予算は打ち切りの方向であるようです)、バイオリソースの事業として海産無脊椎動物の系統を維持していくためには模索が求められるでしょう。
”海産無脊椎動物の系統”に関する情報・ご意見・ご指摘などありましたら、狩野俊吾までメールをいただければと思います。[更新2010.9月]
I.
系統保存に関する研究背景
II.
海産無脊椎動物の系統(系統作成中のものも含む)
カタユウレイボヤ
Ciona
intestinalis
ユウレイボヤ
Ciona
savignyi
ミサキマメイタボヤ
Polyandrocarpa
misakiensis
ウスイタボヤ
Botryllus
schlosseri
アメリカムラサキウニ
Strongylocentrotus
purpuratus
III.
問題点と今後の展望
・参考文献
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